おはようございます!


目次
元農林水産大臣、山田正彦さんの情報より
すごく嬉しい話です。 怖れていた牛豚羊などの事実上の放牧禁止が、農水省の家畜伝染予防法の施行規則省令から削除されることになりました。11日締め切りのパブコメ翌日の審議会での異例の決定です。 堀越啓仁議員からの質疑に、江藤農水大臣は...
山田 正彦さんの投稿 2020年6月14日日曜日
すごく嬉しい話です。
怖れていた牛豚羊などの事実上の放牧禁止が、農水省の家畜伝染予防法の施行規則省令から削除されることになりました。
11日締め切りのパブコメ翌日の審議会での異例の決定です。
堀越啓仁議員からの質疑に、江藤農水大臣は衆議院農林水産委員会で実施する旨答えていましたが急転直下の結末です。
これまでにないパブコメで反対の意見が殺到したことに先ず農水省も驚いたそうです。また、自民党の農林水産部会の議員さんからもかなり強硬な意見が出たようで、これも皆さんから与党の議員さん方に対するアプローチのおかげだと思います。
このことは、検察官の定年延長法案の審議中断、種苗法改定審議の先送りに次ぐコロナ禍の中でSNSによる市民運動の素晴らしい 3番目の成果です。
私たち市民一人一人は小さな力だけれど、みんなで頑張れば世の中を変えることができる大きな証です。
これからも頑張りましょう。
牛豚羊などの事実上の放牧禁止が、農水省の家畜伝染予防法の施行規則省令から削除されることになりました。みんなが声をあげた結果でもあります。

放牧禁止で一番に思ったのが、「なかほら牧場」さんのこと
この放牧禁止の法案の話を聞いて一番に思ったのは、「なかほら牧場」さんやその他、放牧をしている牧場さんのことです。
動物たちにストレスを少しでも軽減して良いものを作る牧場さんにとっては、本当に厳しいものです。
このような法案が通れば、今まで一生懸命良い品質の乳製品を作り上げる牧場さんたちが大変なことになる。そう思いました。
「なかほら牧場」さんについて

私は乳製品は大好きなのですが、体の問題であまり食べることができません。でも、ど~しても食べたいときは、「なかほら牧場」さんの乳製品が売られているお店に買いに行っておりました。
なかほら牧場は、岩手県岩泉町の山の中。
365日の通年昼夜放牧で乳牛を育て、牧場内で製品をつくっています。
市販の牛乳も放牧のイメージがあるかもしれませんが、広い北海道でも放牧は全体の7%ほど、本州に至っては数軒しか放牧されていません。
そんな貴重な放牧の中でもとくにかわった『山地(やまち)酪農』というやり方で放牧を行っているのが、なかほら牧場。
一年を通じて昼も夜も山に牛を放ち、在来種の野シバを主体として、その土地の植生で牛を育てています。一般的な放牧に使われているのは施肥を必要とする外来種の『牧草』ですが、山地酪農では山に牛を放牧し、肥料のいらない野シバ・野草・木の葉・クマザサを食べさせているそうです。
野シバは広葉樹に匹敵する保水力があり、集中豪雨があっても崩れないつよい山になります。
山地酪農は、牛にも山にもやさしい循環スタイルの牧場といえます。
ご当地牛乳グランプリ最高金賞受賞!
食のプロが集まる総合食品展示会『FOODEX JAPAN 2013』で開催された 『ご当地牛乳グランプリ』で『最高金賞』を受賞。
ほかにも料理のプロ向け雑誌『料理王国』の『料理王国100選2017 優秀賞』、 『フード・アクション ニッポン アワード 2015 商品部門農林水産業分野の優秀賞』など、 多くの受賞歴があります。
こんな方におススメ ~オーガニックや自然栽培を選ぶ人が選ぶ牛たちのミルク~
健康を気遣う方や子育て世代に!
通年昼夜放牧で、無農薬・無施肥のケミカルフリーな野シバや山野草、 木の葉などを食べて育った牛たちのミルクは、 オーガニックや自然栽培などを選ぶ人たちから支持されています。
また、牧場内で製造した製品は化学的添加物を一切使用していないため、 妊娠中・授乳中のお母さんからお年寄りまで、安心です。
貴重なグラスフェッドバター ~国内で流通しているのはなかほら牧場だけ~
「グラスフェッド」とは「草で育てた」の牛のこと。中洞牧場では24時間・365日の通年昼夜放牧。夏場は山に自生する化学成分ゼロの野シバ・野草・木の葉(世界の放牧の主流である牧草は化学肥料を使うことが多いです)、冬場は国産の無農薬乾草やサイレージを食べています。乳量や乳脂肪分を高めるために、草食動物であるウシに穀物を与えること(グレインフェッド)が一般的ですが、ウシ本来の主食である草を食べるとβカロテンなど草の成分がミルクに移り、黄味がかった乳白色のミルクが生まれます。
そんな貴重なミルクから作った、これまた貴重なグラスフェッドバター。「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事/デイヴ・アスプリー(ダイヤモンド社)」で話題になったバターコーヒーも楽しめます。
グラスフェッドバターには一般的なバターには少ない不飽和脂肪酸が多く、身体に良い機能が期待されます。そして国内で流通しているグラスフェッドバターはなかほら牧場だけ。ケミカルフリー・ストレスフリーな環境で育まれた安心・安全・希少なバターで食卓に彩りを。
家畜の餌が何か?を注目すべき~日本の家畜の餌の自給率は0%、相当量の遺伝子組み換えが使われている可能性~

安田節子さんのホームページによると、
家畜の餌の自給率は0%。日本の家畜の餌の内の相当量が遺伝子組み換えです。
そういった餌を食べた家畜の肉や卵を人が食べた場合、いったいどうなるのかは、現在のところ調べられていません。
しかし、参考になる実験はほんの少しですが存在しますので、以下にご紹介します。
ところが、ドイツで行なわれたネズミによる実験では、こんな結果が出ています。
まず大腸菌(M13細菌)のDNAをネズミに食べさせた後、調べてみると、消化液で消化されるはずのDNAが、消化されずに腸壁から体内へ吸収されてしまったのがわかりました。
さらに同じ実験を妊娠中のネズミで行なったところ、DNAが胎児の臓器へ移動した事が判明しました。
さらに今年(2000年)行なわれた別の実験では、組み換えナタネに含まれるDNAが、その花粉を集めるミツバチの、腸内微生物に移動していたことが発見されました。(※)
これは、今まで推進側の人達の云っていた事とは正反対の実験結果です。 ※ドイツのイエナ大学ハンス・ハインリッヒ・カーツ教授の実験による
なかほら牧場の中洞さんの書籍~おいしい牛乳は草の色/著:中洞正 写真:安田菜津紀ほか
牧場長・中洞正さんの新著『おいしい牛乳は草の色』が、2/25に春陽堂書店より出版。
牧場の春夏秋冬のフォトが多く収録されており、山地酪農についてや携わるスタッフの紹介など、なかほら牧場について、山地酪農について深く知ることの出来るフォトブック。
牛たちの可愛い姿や自然の写真が多い、楽しい一冊です。
また、写真にはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんが撮影したものも収められています。
《内容紹介》
自然放牧による本来の酪農に取り組む、酪農界の異端児・中洞正。
効率優先の酪農ではなく、牛に無理のない自然な牧場を普及するのが使命であると考え、牛と人と自然の持続可能な未来を目指している。
中洞氏が営む牧場の春夏秋冬の姿と、生きる言葉を写真とともにつづった一冊。
−−幸せな牛から健やかでおいしい牛乳は生まれる−−
見渡す限りの山に放牧された牛たちの生活。当たりまえに子牛は母牛のお乳を飲み、雪の中で寝る。
牛舎に入ったまま一生を過ごす牛のミルクが市場にあふれるなか、ここの牛たちは、牛本来の生活を送っている。
本当の牛は草食動物、自分から穀物を食べることはない。
草食動物である牛が強制的に食べさせられている穀物飼料の問題など、社会問題にもふれる。なかほら牧場ホームページより
安心のなかほら牧場の乳製品を、あなたやあなたの家族に
牛乳、ヨーグルト、プリン、カップアイス、肉製品、グラスフェッドバター&ギー、書籍&DVDなど、安心の食を購入希望される方は、以下のなかほら牧場さんのページからご覧ください。
