私はほぼ毎年5月に、お茶摘みに参加させてもらっています。
そのお茶は、今では大変めずらしい手摘みであり、無農薬です。
貴重なお茶であり、存続が非常に厳しい状況になっています。今まで稼働していたお茶の工場が閉鎖になったためです。そしてお茶を作る人が減ったことも原因です。
日本のお茶、実は、野菜や果物以上に農薬が使われているといわれています。健康のことを考える人たちの中には、無農薬のお茶を探す人たちがおられます。
今、新型コロナウィルスに緑茶がいいことが伝えらえています。参考でお読みください。実践するかしないかは、各自ご判断下さいませ。
緑茶は新型コロナウィルスに有効という情報について
【新型コロナウィルスには緑茶が有効のようです】
https://www.researchsquare.com/article/rs-19560/v1
※医学部研究論文でありますが、査読前論文ということをご理解の程宜しくお願いいたします。
※論文はEGCGが効果的であったと報告されております。
新型コロナウィルス COVID-19に関してEGCG(エピガロカテキンガレート Epigallocatechin gallate)が有効であり、強い抗新型コロナウイルス作用が認められたようです。《EGCGのCOVID-19に対する作用機序》
・新型コロナウィルスが細胞に付着するときに使うスパイク・グリコプロテインの3箇所にEGCGが結合して、ウィルスの付着と侵入を阻害する。・細胞に付着した後のACE2との複合体にも結合して、その働きを阻害すること。更には、ウィルス内部に移行してRNAが働く場合のエンドリボヌクレアーゼという酵素の働きを抑える。
このEGCGは日本の食料品の中では『緑茶(特に玉露)』の中に多く含まれる成分です。
(紅茶は茶の葉が発酵させられるときに、EGCGが酵素的に酸化されて別の物質(テアルビジン)に変化してしまうため効果的ではないそうです。)
抹茶や、茶葉をすり潰すことによって茶葉全体を飲む場合は、含まれているエピガロカテキンガレートが全て消化管内に入るため、最も有効だとも考えられています。
最も一般的な飲み方であると思われる、急須などに茶葉を入れて、お湯を注いで抽出された液(即ち「お茶」)を飲む場合、お湯の温度が高い方がエピガロカテキンガレートの抽出率が高まるようです。
緑茶の成分が、インフルエンザなどの、他のウイルスに対しても非常に有効であることは以前から知られており、そのことは多くの方がご存じのとおりです。その場合も多くの機序が働いていることが明らかになっていましたが、その一つは、インフルエンザウイルスが細胞に付着するときのスパイクの部分にエピガロカテキンガレートが結合して、その働きを失活させてしまうことでした。同じことが、新型コロナウイルスの場合にも起こるようです。
手摘みのお茶が良いといわれる理由とは?
今では大変珍しい手摘みですが、なぜ良いといわれるのでしょうか?参考になる記事がありましたのでご紹介いたします。
手摘みの場合は時間をかけてゆっくりと籠の中で揺られ風に当たりながら進められます。そうすることによって萎凋(いちょう)という現象が起こります。萎凋とはゆっくりと水分が蒸発しながら葉がしおれてくることで、自らの酵素によって微発酵が起こります。この微発酵の作用により独特の芳香を放つということです。
「Natural Life Journal」より ナチュラル・ハーモニー(自然栽培野菜の宅配)の通信
安全なお茶なら、お茶の葉も全部いただきましょう
安全なお茶であれば、茶葉を粉状にしてすべていただくのが良いですね。お茶の葉を佃煮にする方法もあります。
上記の情報にもありましたが、水出しではなく、熱い緑茶でいただきましょう。
ご自身できる「コロナウィルス対策」。緑茶で免疫力もUPするのかもしれません。
緑茶だけではなく、抹茶もいいそうですよ。
ケーキとかパフェを食べるんだったら、抹茶のケーキとか抹茶パフェとか選んだほうがより良いのかもしれませんね。
皆様の参考になれば、幸いです。